関東・信州広域循環型専門医養成プログラム(GDNSS)

群馬大学、信州大学、獨協医科大学、日本大学及び埼玉医科大学並びに各大学病院の関連病院が連携し、それぞれの大学病院及び各地域の関連病院を循環しながら幅広く研修を行い、専門医を取得することができる「医師キャリア形成システム」を構築しました。補助事業は、平成25年3月で終了致しますが、各大学等を循環しながらの研修や人事交流プログラムは継続して行います。

平成25年3月をもって補助事業は終了致しますが、大学間での人事交流・各大学のイベント広報は引き続き発信していきます。


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※補助事業(関東信州広域循環型専門医療養成プログラム)(愛称:GDNSS)は、文部科学省が進める高度医療人材養成機能の充実のための一環として、平成20年度に「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」として採択されたものです。
事業年度は平成24年度までの5年間です。GDNSSは、文部科学省による中間評価では、平成23年2月に「A」評価を受けました。

※GDNSS(グッドネス)という補助事業のニックネームは、5大学の頭文字を表すと同時に(G:Good,D:Doctor(良医を目指し),N:Next(次のステップへ),S:Skill(技術を磨く),S:Speciality(専門領域を学ぶ))という意味を持たせています。



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プログラム概要
この度、群馬大学、信州大学、獨協医科大学、日本大学及び埼玉医科大学並びに各大学病院の関連病院が連携し、それぞれの大学病院及び各地域の関連病院を循環しながら幅広く研修を行い、専門医を取得することができる「医師キャリア形成システム」を構築しました。この新しいプログラムは平成21年度から実施し、大学と関連病院を中心に専門性の高い医師の養成を行い、多くの専門医の育成と共に、地域の医師不足の解消を目指しています。
 
医療の高度化に伴い、専門化されたサブスペシャリティーの専門医の制度も整備されつつあり、この資格取得に関わる条件が高度化すると共に経験、症例数においても申請のためのハードルが高いものが存在します。このプログラムでは、次世代の診療・教育・研修を担う医師を育成する循環型キャリアパスの確立をめざし、専門医とサブスペシャリティーの専門医を取得するまでについて、それぞれコース内容をあきらかにし、専門医を取得するために必要な年数・関連病院を明記しました。また、随時コースの内容を検証・評価することにより常に高水準のコース内容を提供することができます。
 
プログラムの特長として、
① それぞれの大学病院及び各地域の関連病院を循環しながら幅広い臨床経験を積むことができること、
② 連携する5大学病院は関東・信州で近接している大学であり、「医師の循環」もスムーズに行えること、
③ それぞれの大学病院の得意分野を相互補完することができること、
④ 専門医取得までのキャリアパスを明示することにより安心して研修に専念できること、
⑤ 臨床研究者を目指すための研修も可能であること、が挙げられます。
 

コースのイメージ図
右のイメージ図のように,各コースの専門医取得までのキャリアパスを明示しました。
コースのイメージ図

プログラム責任者
群馬大学医学部附属病院長 石川 治群馬大学医学部附属病院長 石川 治

事業計画期間
5年間(平成20年度~平成24年度)5年間(平成20年度~平成24年度)

プログラム実施体制1
プログラム実施体制1プログラム実施体制1

プログラム実施体制2
プログラム実施体制2プログラム実施体制2

大学病院連携型高度医療人養成推進事業
群馬大学が申請担当大学として,平成20年度「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」に申請し,文部科学省の専門家・有識者による選定委員会(委員長:荒川新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター長)の審査を経て,選定取組19件のうちの1件に選定されました。
 
大学病院連携型高度医療人養成推進事業について
 
1 事業の概要 国公私立大学病院から申請されたプログラムの中から,質の高い専門医及び臨床研究者を養成し得る内容を有するプログラムに対し財政支援を行うことにより,大学病院及び地域医療の活性化を促進し,将来の医療を担う医師養成の推進を図ることです。
 
2 事業の目的 複数の大学病院が緊密に連携・協力し,それぞれの得意分野による相互補完を図り,各病院(地域における関連医療機関を含む。)を循環しながら修練や幅広い経験を積むことができる医師キャリア形成システムを構築するとともに,大学病院の若手医師に多様なキャリアパスを明確に示すことにより,若手医師が将来に希望を持ちながら安心して研修に専念でき,国民の要請に応えられる質の高い専門医や臨床研究者の養成に資するとともに研修中及び研修修了後により多くの医師が地域医療に貢献することを目的としています。
 
3 選定状況 平成20年度は,申請28件に対して,選定19件となっています。